まず、初めにIoT(アイオーティー)家電がなんなのか、知らなくても、説明書を読むことができ、Wi-Fi環境があるお家なら、スマートホーム化は可能です!
家で過ごす時間が増えた今、もっと便利に、快適に、過ごすために。
ソファでくつろぎながら、声かけでテレビやライトを操作したり、2階で在宅勤務中に、玄関のライトをつけたり、スマートホーム化への取り組みを紹介していきます。
筆者が用意したもの、採用していったもので、具体的に書いていきますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
スマートホーム化への道
スマートホーム化といっても、エアコンやテレビなど大きく高価な家電を買い替えるわけではありません。
お家にある家電を、「”音声”や”スマホ”で遠隔操作したい」という思いでスタートしました。
Wi-Fi環境をチェック
インターネットの速度が遅かったり、途切れたり、不安定だと、安定した操作性を得られないので、まずWi-Fi環境を見直しました。1階にあるルーター(Wi-Fi接続機器類)からの電波が2階に届かないなど、2階の部屋もスマートに家電を操作したいと考えてる方は、2階にもWi-Fiの電波が届くよう、見直しが必要です。
遠隔操作するために重要なもの
実際に購入して、使っているものを例にあげていきたいと思います。
スマートフォン
これからあげる重要なものをセットアップ(設定)したり、アプリで遠隔操作する際に、ないと始まらないスマホ。
(筆者は、iPhoneユーザーなので、iPhone目線になります。)
スマートスピーカー
いわゆる、「アレクサ」、「Hey Siri」、「Ok google」などでおなじみ話しかけて反応するAIを搭載したスピーカーを購入。
筆者宅は、「アレクサ」で反応する、【Echo Dot】(以降、アレクサ) を導入しました。Amazonでよくセールされてて、定評もあったので、コレに。
Echo Dot (エコードット)第3世代 – スマートスピーカー with Alexa、チャコール
Echo Dot (エコードット) 第4世代 – 時計付きスマートスピーカー with Alexa、トワイライトブルー
スマートリモコン
家にある家電は、どれもWi-Fiに接続して操作できる家電ではないので、そのままではiPhoneで遠隔操作できません。そこで、赤外線で一括操作できるスマートリモコンを購入。
【Nature remo mini】(以降、ネイチャーリモ)は、スマートリモコンの価格帯でも比較的求めやすく、見た目がシンプルでおすすめ。
例えば、エアコンのリモコン操作をネイチャーリモに登録すると、iPhoneのネイチャーリモ専用アプリから、エアコンが操作できるようになります。 エアコン操作を覚えさせたネイチャーリモがインターネットに接続されていることで、iPhoneから操作できるようになる仕組みです。
Nature スマートリモコン Nature Remo mini 2 ネイチャーリモミニ2 Remo-2W2 Alexa/Google Home/Siri対応
セットアップしていく
「スマートフォン」、「スマートスピーカー」、「スマートリモコン」と揃ったら、あとは、セットアップしていくだけ。
いずれも、同じWi-Fiに接続します。
アレクサは、初回起動時に、iPhoneとWi-Fiにつながるよう、セットアップを試みてくれるので、アレクサに従いつつ接続します。
ネイチャーリモは、取扱説明書を読み、専用のアプリからメールアドレスで会員登録。
アプリの指示に従って、自宅のWi-Fiに接続していきます。このネイチャーリモがスマートホーム化への要です。
ネイチャーリモの登録、Wi-Fi接続等が完了したら、エアコンやテレビ、ライトなど、赤外線リモコンで操作する家電がなるべく操作できる場所にネイチャーリモを設置します。ネイチャーリモから出る赤外線で、各家電を操作するため、この赤外線が届かない家電の操作はできません。(複数台設置は可能です)
この3つをセットアップすることでできるようになること
例:
■iPhoneを使って外出先から操作する
- 外出先からiPhoneアプリでエアコンをON
- 家に設置したネイチャーリモがインターネットを通じて反応し、エアコンに赤外線信号を送る
- エアコンがONになる
■リモコンを使用しないで、声で操作する
- ソファに座りながら、アレクサにエアコンをつけてと声をかける
- アレクサが返事して、ネイチャーリモに信号を送る
- ネイチャーリモが反応し、エアコンに赤外線信号を送る→エアコンがONになる
家電操作の次は、スマートキーも導入
スマートキーで、何ができるか
位置情報に基づいて、ハンズフリーで玄関の鍵を開錠したり、オートロック仕様ではない玄関ドアをオートロック施錠したり、遠隔でドアのロック状態を確認したり、とっても便利な【スマートキー】。
さまざまなメーカーや機種がありますが、筆者宅で採用したのは、Qrioの「Qrio Lockb Q-SL2」&「Qrio Hub」のセット。
※「Qrio Hub」は、Qrio LockをWi-Fi環境で操作するためのオプション。なくてもハンズフリー開錠やオートロック施錠は可能。
Qrio Lock・Qrio Hubセット スマホでカギを開閉 外出先からカギを操作できる スマートロック スマートフォン 電子キー 対応 キュリオロック キュリオハブ
難点が、他のスマート家電より高価ということ。
導入時の具体例など、気軽に導入するためにやったことなど詳しくは、もう少し長くなりそうなので、また次回の記事で書きたいと思います。
スマート化、スマート家電を使う上で大切なこと
最後に、こうして便利に利用できるようになっても忘れてはならないのが、Wi-Fiや電子機器に依存した仕組みなので、Wi-Fiが不安定であれば、操作できなかったり、アプリや機器のバージョンアップで不具合、サーバーのエラーで一時的に使用できない場面に遭遇することもあります。
ここ1年にそういった場面に3回遭遇しました。
うち2回は不具合によるもの(ネイチャーリモアプリのサーバー不具合によるものでしたが、数時間で復旧。これは、ネイチャーリモに限った話でなく、機器やメーカー問わず、スマートフォン・スマートスピーカー・スマートリモコン、それぞれに不具合は起こりえます。)
あとの1回は、引っ越しに伴うインターネット回線の引っ越し作業で混雑による設置の遅延で引っ越し直後にWi-Fiが利用できなかったこと。
こうしたことを踏まえて利用し、一時的に利用できない場面で、手動に切り替えて操作する必要があったりと、備える意識を持って、利用するのが吉と言えます。
Echo Dot (エコードット)第3世代 – スマートスピーカー with Alexa、チャコール
Echo Dot (エコードット) 第4世代 – 時計付きスマートスピーカー with Alexa、トワイライトブルー
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